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Know War tee

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このTシャツの売り上げの半分はパレスチナ/ガザに寄付されます。

自分は何にも加担したくないと思っていた。
2011年3月、新宿駅で反原発なのか、原発推進なのかを聞かれたことがあった。
新宿駅は計画停電で真っ暗で、夜空に星が見えた記憶が鮮明に残っている。私は彼に、「どちらでもないです」と答えた。
その夜の体験はしばらくの間、自分を突き動かすことになる。ありもしない真ん中を行くこと。時に無関心だと思われようが、絶えず両方の極に関心を払い続けることで、それは可能だった。

しかし今、パレスチナで起こっていることは違う。虐殺とは、歴史上のことだと思っていた。もしかしたらイスラエルが正しいのかもしれない。ただ、なんの罪もない子供たちが空爆に晒されている現実を物理的に直視できない私たちは、「どちらでもない」という立場を、どうして取れるだろうか。

この場合の自分にとっての正しさとは、ある正しさと正しさの中間に、ハンモックのようなものをかけ、ゆらゆらとそこで寝ることにすぎない。

私たちの生活に虐殺は関係ない。だから関心を示さない。あるいは、それに関心を示すことで、友達が減るかもしれない。痛いやつと思われるかもしれない。「そういうポーズをファッションだと思われるかもしれない。」

だからファッションアイテムにした。なぜなら、虐殺に関係のない私たちにとっては、戦争に反対することはファッションでもいいと、俺は強く思うからだ。まずそこで起きていることを知ること。あるいは、知ろうとすること。少なくとも、このTシャツを手に取った人たちは、パレスチナで起こっていることに関心を示す、という烙印を自分に推すことになる。
しかしそれはファッションの刻印と一緒だ。シュプリームを着ている人はシュプリームが好きな人、このTシャツを着ている人は今起きている戦争、虐殺にプロテストする人。ただそれだけの、ファッションだ。

そしてこのTシャツの売り上げの半分はパレスチナに寄付される。ノーウォー。何回でも言う。戦争のない国で、戦争に反対する馬鹿馬鹿しさなんか今は考えるな。ノーウォー。虐殺に反対するという片棒をファッションで担いでもらう。イージーに行け。俺たちができることは真摯に、イージーでいることだ。イージーに戦争を知る手段なんかそこらじゅうに転がっている。
ファッションから始まり、知ることに繋がり、アクションする人が増えてくれれば良い。だからまずは、このTシャツをイージーに買ってほしい。イージーな値段設定にもしたつもりだ。

それ何?と聞かれたら、「俺/私なりの抵抗だよ」と言えばいい。イージーに抵抗しよう。それが私たちができる第一歩だ。


※8/15までの受注生産、その後発送します。お手元に届くまでお時間いただくことをご了承ください。

※商品には混色のため、単独での洗濯をおすすめします。

モデル着用サイズM モデル身長170cm (https://www.instagram.com/kaho.ttt/)

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